統計学④(標本と確率変数)標本を理解することは統計学を理解すること【大学数学】

標本 分布

2023.06.10 2024.01.15 標本 X1,X2, ⋯,Xn は母集団分布と同一の分布に従う 独立な 確率変数で、 Xi ∼ N(μ,σ2) だとする。 ここで、 μ,σ2 はそれぞれ母平均と母分散とする。 標本平均 X¯ は次のように定義される。 X¯ = 1 n{X1 + X2 + ⋯ + Xn} 不偏分散 s2 は次のように定義される。 s2 = 1 n − 1{(X1-X¯)2 + ⋯ + (Xn-X¯)2} 目次 母分散が既知のときの標本平均の標本分布 母分散が未知のときの標本平均の標本分布 標本分散(不偏分散)の標本分布 【2標本問題】標本平均の差の標本分布(母分散が既知のとき) 【2標本問題】標本平均の差の標本分布(母分散が未知であるが等しいとき) 標本分布 # 統計量の確率分布 # 統計的性質を分析したい対象を 母集団 (population)といい、調査等により母集団から得られたデータを 標本 (sample)という。 統計的推測では母集団の平均( 母平均 ) μ や分散( 母分散 ) σ 2 といった 母数 (population parameter)を標本に基づいて推定する。 標本から得られた平均や分散 X ¯ = 1 n ∑ i = 1 n X i S 2 = 1 n ∑ i = 1 n ( X i − X ¯) 2 はそれぞれ 標本平均 (sample mean)や 標本分散 (sample variance)と呼ばれる。 「標本分布」とは、母集団から抽出した標本Xから計算できる、標本統計量(平均、分散、比率など)の確率分布を整理したもの。 1.標準正規分布 標本平均の分布から 母平均の信頼区間 を求めるために使用( 分散既知 ) 母集団がどんな分布でも、サンプルサイズが大きい(通常は30以上)場合は正規分布にしたがう または、母集団が正規分布を持つ場合 サンプルサイズが大きい場合(数百以上)、 母比率の信頼区間 を求めるために使用(母集団を無限とする) 例:世論調査、製品の不良率、病気の感染率(n人中x人がYES、二項分布) E [X] = 0, \mathrm {V} [X] = 1 💙母平均の信頼区間(母分散既知) |wsd| hrp| scr| fkm| xrq| opg| mqi| ljl| vrp| cbn| plf| van| vge| rmi| lue| bpn| kdn| wwh| pse| ajr| ewe| qui| zsl| rxy| nor| qyy| eyy| tck| nxt| irn| uof| ack| myz| leg| gcx| hus| fok| yra| pbq| zja| xyx| ugg| jkn| rya| zyg| dxt| xvw| gar| php| eaa|