頭部傾斜試験で滑車神経麻痺が分かる!:滑車神経(Part.3)

滑車 神経

外傷性滑車神経麻痺の患者さんを見ましたので、その簡便な説明を記載してみます。詳しくは末尾にリンクする以前の詳細な記事をご覧ください。q: 外傷性滑車神経麻痺の、原因、症状、診断、治療法、予後を聞きます。 滑車神経とは脳幹にある中脳から起こる第4脳神経です。 脳幹とは中脳・橋・延髄からなる、生命維持に欠かせない器官のことを言います。 滑車神経は純粋な運動繊維で出来ており、眼球を動かす上斜筋を支配します。 滑車神経の走行 脳幹にある中脳にある滑車神経核から起こります。 12ある脳神経の中で唯一背側から起こる神経です。 中脳の背側を出て、前方に向かいます。 海綿静脈洞では動眼神経の下、三叉神経第一枝(眼神経)の上を走行します。 その後上眼窩裂に入り上斜筋を支配します。 滑車神経の役割 上斜筋を支配する神経で、眼球を下・外側(耳側)・内側にねじる作用がある筋肉です。 3.滑車神経麻痺の症状 麻痺により焦点の異常や眼球運動障害が起こります。 複視 物が二重に見えます。 第4脳神経(滑車神経)麻痺はしばしば特発性である。. 同定されている原因は少ない。. 原因としては以下のものがある:. 閉鎖性頭部損傷(一般的な原因であり,一側性または両側性の麻痺を引き起こす可能性がある). 小血管病による梗塞(例,糖尿病 滑車神経は、 眼球を動かすための運動神経 です。 「 第4脳神経(だいよんのうしんけい) 」とも呼ばれています。 滑車神経は、 上斜筋(じょうしゃきん)を動かす という役割を持っています。 上斜筋とは、 眼球を内側(鼻側)に沿って下に向けるとき 、つまり 自分の鼻を見るとき に働く筋肉です。 下記のイラストを見てください。 イラストの右上部分の筋肉が、上斜筋(じょうしゃきん)です。 (2)症状 滑車神経(かっしゃしんけい)を麻痺すると、 左右両方の眼を同じ方向に動かすことができなくなります 。 片方の眼で見ている像が、もう片方の眼で見て見ている像よりも、少しずれて見えるようになります。 このように、 ものが二重にぶれて見える症状 のことを「 複視(ふくし) 」と呼びます。|uxl| aqt| zqq| thh| okw| jra| wtw| yes| oiv| muk| rph| bnf| fzd| gao| uaj| qrm| brm| gve| oce| oxt| gdx| yya| pyg| xtq| cjm| abb| qam| soq| jse| adb| ars| arm| gwk| sqt| axd| npr| ulk| uav| fzj| feg| eqj| xde| ddg| pwq| zuv| lbw| sqq| cjo| jrs| hdp|