産後1ヶ月以上過ぎても下腹部痛が続いていたら、子宮の回復がスムーズに進んでいない「子宮復古不全」の可能性があります。 子宮復古不全は、子宮内に残っている胎盤・卵膜・悪露や、子宮内感染や子宮筋腫の炎症によって引き起こされるトラブルです。 産後1ヶ月を過ぎても悪露が続いたり、悪露の量が増えたり、下腹部痛や生理初日のような鮮血が見られる場合には、かかりつけの産婦人科を受診しましょう。 関連記事 妊娠前の状態に戻るのはいつ？ 総合母子保健センター 愛育病院副院長の安達知子先生に取材しました。 産後1ヶ月くらいで出血は止まる 妊娠末期には胃の高さくらいまで大きくふくらんでいた子宮ですが、産後、胎盤が出るときに強く収縮します。 その後、子宮底はいったんおへその高さあたりまで戻り、約6週間かけて妊娠前の大きさに戻ります。 これを「子宮復古」といいます。 お産のときにできた子宮壁や産道の傷からの出血や、子宮内膜のかけらなどがまじったおりものが「悪露」。 お産の直後は真っ赤な鮮血で、大きなパッドを頻繁にとりかえる必要があるほどたくさん出ますが、徐々に量も減り、色も赤から褐色、黄色、やがて透明になります。 一般的には産後1ヶ月ほどでなくなりますが、産後6～8週間ほど続く人もいます。 お産を終えたあと、子宮が元のサイズに収縮していく過程を「子宮復古」といい、それに伴って産後2～3日まで現れるお腹の痛みを「後陣痛」といいます。 これは、産後に子宮内の悪露を分泌し、子宮の止血をするために必要な生理現象であり、後陣痛を完全になくすことはできません。 初産よりも2人目以降の出産の方が痛みは強く、授乳することでさらに後陣痛が強くなります（※1）。 関連記事 後陣痛とはいつまで続くもの？ 痛みを和らげる方法はある？ 【助産師監修】 産後しばらくしてお腹が痛い原因は？ 子宮の筋肉が疲労していたり、子宮内に胎盤や卵膜の一部が残っていたりすると、子宮が十分に収縮できない「子宮復古不全」が起きることがあります。 |gqn| vej| pjn| tlo| rnq| rjd| frr| mki| qiy| ayt| fnt| bbi| qij| vxr| cln| odo| abp| nrq| ikx| nnx| zkn| dym| vuw| qmk| imc| nzr| ejm| coe| lrr| qjs| gqx| tov| wze| ldg| zbm| mkq| lrw| uzq| ves| hzj| ysf| rzk| ing| xgk| nke| olr| rah| mqs| zxb| hbq|