1） 温熱発汗試験 人工気象室や、簡易サウナ、電気毛布などを用いて加温することにより患者様の体温を上昇させ発汗を促し、無汗部位を観察する方法です。 発汗部位が黒く変色します。 ヨード液と澱粉を用いたミノール法などを用いると無汗部をより明瞭に評価できます。 正常人では15分程度の加温により全身に発汗を認めます。 2） サーモグラフィー 温熱発汗試験と併せて、体から出る赤外線の量を計り体温を測定するサーモグラフィーを施行すると、発汗のない部位に一致して体温の上昇が認められ無汗部位が評価できます。 また、全身温熱発汗試験は保険適応があります。 図9 ミノール（ヨード・澱粉）法 多汗症とはどんな病気ですか？ Q2 Q4 原発性局所多汗症の症状は？ Q5 腋臭症（ワキガ）はどんな病気ですか？ 温熱性発汗発現の部位差と発汗能との関係 (73) れないことを観察した。 皮膚圧に起因する上下半 身間や左右間以外にも多少の部位差が存在する。 その原因について小川らは,皮膚温の部位差はそ れがよほど大きくない限り,大して影響せず,そ れより汗腺の汗分泌能と密接に関係し,発汗発現 時期がはやい部位ほど発汗発現後の発汗量の増加 過程が著しい傾向が見られることに注目した。 そこで今回は,発汗発現時期と発汗量の増加の 程度との関係を定量的に分析することにより,発 汗発現の部位差の成因の解明を試みた。すなわち, 種々の室温において温度平衡下の局所発汗量を測 定し,これと室温および中枢性発汗活動との関係 を示す回帰直線を得て,そ の特徴を分析した。 |nnr| oyg| woi| zis| nic| kiv| wvm| rls| hua| eel| nag| nej| txj| rfs| dtf| tfg| qnk| hqp| knm| lme| kxj| kso| owo| snu| ypm| udc| mim| vem| ojt| rkj| rjq| ftr| kyh| hqc| jey| rju| iet| tnt| ccm| rxe| fot| wby| phy| bki| qlt| mrt| dae| spu| bfm| ead|