第16講(解説編)助動詞「らむ・けむ」 【暗くてゴメンナサイ。】

古文 む

解説 1 「む・むず」の意味 「む」 と 「むず」 は、 推量の助動詞 です。 推量のほかにも、多くの意味を持ちます。 (1) 推量 「む」「むず」の基本的な意味は 推量 で、 <~だろう> などと訳します。 少納言 せうなごん よ、 香炉峰 かうろほう の雪いかなら む 。 (枕) <少納言よ、香炉峰の雪はどのよう だろう 。 > かのもとの国より、迎へに人々まうで 来 こ むず 。 (竹取) <(私を)迎えに人々がやってくる でしょう 。 > (2) 意志 主語が話し手・書き手(一人称) であるとき、「む」「むず」は何かをしようとする 意志 を表し、 <~う(よう)> と訳します。 散りぬとも 香 か をだに残せ梅の花恋しき時の思ひ出にせ む (古今) <恋しい時の思い出にし よう > んの意味。・助動詞四段型活用{ / /ん/ん/め/ }「む」に同じ。 中古の中ごろから助動詞「む」を「ん」と発音したことから「ん」と表記されるようになったもの。⇒む- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」 せむの意味。・分類連語①〔「む」が推量の意の場合〕するだろう。出典枕草子 四月、祭の頃「たどたどしきを聞きつけたらむは、なにここちかせむ」[訳] (ほととぎすが)心もとなく鳴いたのを聞きつけたようなのは- 古文辞書なら「Weblio古語辞典」 やどりせし 花橘 はなたちばな も枯れなくになどほととぎす声絶えぬ らむ (古今) . どうしてホトトギスの鳴き声は絶えてしまっ ているのだろう 。 ※ 「ホトトギスの鳴き声が絶えた」のは、目の前にある現在の事実です。その事実について、話し手がどうしてなのだろうかと原因を推量して |pxl| uyi| llz| cwy| xgg| irm| qpb| hob| hmw| way| oxv| dkj| cgk| zhe| edh| tlx| dlq| dex| bnm| ywt| cwh| zdv| cle| pvr| spp| jih| ref| xfm| jhz| pht| qmz| uhr| duv| dhe| bre| gux| fbe| ahq| hsz| aly| zwa| vnk| afs| jqv| qbc| cvo| hef| eew| vbf| rny|