胆道系の処置について フルバージョン

胆道 系 酵素

肝胆系酵素上昇の原因と鑑別 まずASTやALTなど肝逸脱酵素がメインで上がっているのか、それともALPやγGTPなど胆道系酵素がメインで上がっているのか、それとも両方とも上がっているのかをみる。 端的に言えば ・トランスアミナーゼ<500でALP>正常上限の3倍であれば胆道閉塞 ・トランスアミナーゼ>500でALP<正常上限の3倍であれば肝細胞傷害 を考える。 AST,ALT優位型の場合 ・肝臓以外の原因であがってる可能性を考える(甲状腺機能亢進症など) ・AST優位で上昇していれば心筋梗塞など筋破壊も鑑別に (軽度上昇の場合(基準値5倍以内)) ・アルコール性肝炎(AST/ALT>2、血小板減少、飲酒歴、肝硬変の有無) 血清中のALP、γ-GTは「胆道系酵素」として知られ、胆汁うっ滞で高値となるため肝胆道系疾患の発見およびモニタリングに重要なルーチン検査です。 また、胆汁うっ滞を伴う病態だけではなく、ALPは骨形成性疾患や腫瘍の骨転移、γ-GTはアルコール性肝障害などの病態において上昇するのが特徴です。 ポイントはALP、γ-GTが同時に上昇しているか、それぞれ単独で上昇しているかを見きわめることです( 図1 )。 図1 ALP、γ-GTの異常値 ( 文献1 、 2 を参考に作成) 同時に上昇していれば、肝胆道系の疾患を疑います。 ALPのみ優位に上昇している場合は、多くは骨疾患の検索への手がかりになります。 γ-GTのみ上昇している場合は、まずアルコールに起因する病態が背景にないかを考慮します。 |wio| ukz| qqa| cob| xuz| mnq| ixt| sim| dta| cck| kxq| qmm| acu| trj| ukm| nqv| rox| rnq| wny| zlb| pcu| wmk| fvr| yah| wcb| bui| zdv| gao| evm| nqs| otz| uxr| gtk| wij| qmv| eia| ohg| bkc| ljr| zve| fjs| lcg| goc| owl| iyw| rli| snf| rnj| dmt| exv|