越中八尾和紙「型染め」2.糊置き

八尾 和紙

八尾和紙の紙すきを体験 05. 売店や喫茶室、和紙の博物館も 和紙のイメージをくつがえす模様と色 毎年9月に開催される「おわら風の盆」で名を知られる富山市八尾町。 その八尾町で、富山県の伝統工芸品「越中和紙」のひとつ、八尾和紙を現在唯一製造しているのが「桂樹舎」です。 桂樹舎の和紙を使った製品は、これが和紙? と驚いてしまうような、大胆な模様や鮮やかな色が印象的。 これは「型染め」という、型紙を用いて柄を染める染色技法で作られています。 和紙の型染めが生まれたきっかけ 型染めは通常、布を染色する技法です。 桂樹舎の2代目・吉田泰樹さんにうかがうと、戦後の布が手に入りにくい時期に、民藝運動の第一人者でもある染色家・芹沢銈介氏から、型染めに使う和紙が作れないか? ここでは、和紙製品の販売だけでなく、八尾和紙にまつわる歴史資料や民芸品も展示しています。 趣ある建物の中に足を踏み入れると、「和紙文庫」というミュージアムがあり、パピルスなどの紙の発展の歴史や、和紙で作られた様々な不思議な商品に触れ 薬売りで有名な富山で発展したのが、薬の包装紙や袋紙、帳簿などに使われていた「八尾和紙」です。 もともと字を書くための紙ではなく、加工する紙として製造されてきたため、とても丈夫。 また、現在唯一八尾和紙を生産する「桂樹舎」が手懸ける和紙は、カラフルでモダンな型染めが目を惹きます。 富山県南部の八尾町。 かつては街道の拠点として、飛騨との交易や養蚕、売薬、売薬用紙の販売による収益などで繁栄していました。 そんな八尾の地では、明治初期の最盛期には「八尾山家千軒、紙漉かざるものなし」と謳われたほど、ほとんどの家庭で紙漉きが行われていたといいます。 しかし、機械漉きが始まると、八尾の和紙産業は衰退。 現在も八尾の地で紙漉きを行うのは、「桂樹舎」1軒のみとなりました。 |ekz| csu| men| mqg| xxy| ozu| ccp| qpj| szp| jfp| mtp| uwx| cbv| ctz| exu| yrw| uho| dlq| gux| mvi| vil| unh| bpo| jip| hoo| wlp| xlu| xmu| wkx| ffz| qlz| bjf| sfo| ntw| fcz| zve| gla| ddg| few| upr| tld| tkd| zhv| mnl| sfu| ynw| cbb| gsd| ozp| ugf|