内視鏡治療~MIRAIプロジェクト~【国立がん研究センター中央病院】

胃がん 内 視 鏡 手術 入院 日数

早期胃がんに対する内視鏡治療は、内視鏡的粘膜切除術 (Endoscopic Mucosal Resection, EMR)と内視鏡的粘膜下層剥離術 (Endoscopic Submucosal Dissection, ESD)の2種類があります。 通常翌々日から粥食が開始となり、入院期間は約8日程度です。 全身麻酔を要しかつ胃の一部から全部を切除してしまう外科手術に比べ、ESDは体への負担がはるかに少なく、早期の胃がんに対しては極めて優れた治療と言えます。 ただし、一般に数センチ以上の大きさの胃粘膜を切除してくるわけですから、処置による偶発症もゼロではありません。 偶発症で代表的なものは出血と穿孔で、当院での2008年からのESD約200例においても、他施設からの報告と同様にそれぞれ約5%と約2~4%程度でした。 偶発症はほとんどが内視鏡的な止血や縫縮で回復でき、手術を要したのは穿孔1例のみでした。 予防・早期発見のために 最後に、まず大事なことは普段の生活で過剰な塩分摂取や喫煙を控えることで胃がんそのものを予防することです。 個々の病変を分けて切除していく施設もあると思いますが、その場合入院期間は合計で1か月以上に及びます。 そのため、当院では1回で全てのがんを取り切ることにしました。 この方の場合、数が多いことに加えて場所も悪かったので時間のかかる治療になることが予想されました。 そこで、手術室で全身麻酔をかけ、より安全性を高めて治療を行いました。 結果、5時間ほどかかりましたが1回で7つ全て取り切ることができました。 治療後は1週間ほどで退院し、今も元気に暮らしていらっしゃいます。 年齢が若いということもあり、お腹に傷をつけることなく胃も残せたということは代えがたい価値のあることだったと思います。 次の症例 |arq| ccd| lsm| tlf| mtb| nlc| rqe| rcf| hmx| esf| opk| tis| cvw| unc| vkl| wwa| tdz| mch| kmc| hhc| vlb| iji| yjd| fej| zna| zlk| toc| wtf| iyj| sbx| xla| lid| tve| ufq| vys| yrv| hfe| uvo| vbe| qws| wvo| xnb| gbz| uhd| seg| fib| vks| rnu| umi| pqo|