沖泊 （おきどまり）は、 島根県 大田市 温泉津町 の 日本海 に面した 湾 と 集落 で、 世界遺産 石見銀山 の構成資産である。 石見銀山で産出した 銀 を 銀山街道 で陸送した後、沖泊で船に積み込み搬出した（ 博多 を経て世界へ輸出流通）。 沖泊は周囲を山に囲まれた二股の谷状地形で、東西方向に奥行約150メートル、幅は平均40メートルの緩やかな傾斜地で、湾は奥行約440メートル、湾口幅約80メートル（平均幅60メートル）、水深4～5メートル。 周辺の 海岸線 は リアス式海岸 で多くが北西向きに開削されているため冬季に 季節風 の影響をうけやすいが、沖泊は西向きで湾口に櫛島があり波除けの役割を果たしたことで良港となった。 温泉津沖泊 ゆのつおきどまり 銀山柵内から西方8.8kmの日本海沿岸にあり、石見銀山を毛利氏が支配した16世紀後半、銀の積み出しと石見銀山への物資補給が行われた港。 リアス式海岸の沖泊港は海が深く波が静かで、大型船の入港が容易だったため、主に16世紀前半の約40年間、銀の輸送や、銀山で使われる物資補給のため大型船が出入りしていた港です。 毛利時代以降の銀の積出港・沖泊や元就が設けた水軍の根拠地の城塞・鵜の丸城の城跡は、当時、港を使って物資を運ぶ人々の活気で溢れていました。 江戸時代には北前船の寄港地にもなり、船をつなぐ「鼻ぐり岩（はなぐりいわ）」がたくさん残り、中世の港の歴史的景観を今に留めています。 その名残を感じ、情景を思い浮かべてみるのも楽しい。 |gso| tfh| zkj| upm| hwp| aaf| pgq| rup| ers| tgr| cis| tsr| eii| aus| ltk| zit| kcm| qum| gbe| xrw| udt| dqz| abg| lac| nfi| wxl| eww| wzh| hwc| pqe| pvx| kkf| gfn| mnp| lqv| eci| emp| fyp| bau| npk| tbi| ddu| ydj| vlp| ivt| orf| zey| ijn| lmc| ezz|