もしも妊婦さんが水疱瘡にかかってしまった場合、 それが妊娠何週目で感染したかによって胎児に出る影響は変わります。 妊娠週によって変わる赤ちゃんへの影響と危険性 妊娠20週目未満で感染した場合 妊娠20週目から分娩21日前までに感染した場合 分娩前後に感染した場合 【妊娠20週目未満で感染した場合】 胎児への影響 まず、水疱瘡は「 経胎盤感染 （胎盤から直接胎児に感染すること）」します。 特に分泌前後（生まれる寸前）に妊婦が感染した場合胎児へ感染する確立は 20パーセント以上 に上ります。 また、出産6日前までの感染の場合抗体が胎児に受け継がれますが、それより後に感染してしまった場合は抗体が胎児に引き継がれるため、 赤ちゃんの死亡率は30パーセントというかなり高い確率 にあります。 このため妊婦が予定日前など出産間近で水疱瘡を感染した場合は、抗体が胎児に移行するのを待つために出産を遅らせます。 また、妊娠初期に妊婦が水疱瘡にかかった場合、ごくまれに「帯状疱疹」を乳幼児期で発症する他、「 先天性水痘症候群 （未熟児、脳萎縮など）」をもった赤ちゃんが生まれる場合があります。 児に与える影響 ① 妊娠初期 妊娠13週までに水痘に罹患した場合は流産になるケースが多く、妊娠13～20週に罹患した場合、児が先天性水痘症候群（低出生体重児、四肢肢低形成、小頭症、皮膚症状、眼症状など）になる可能性があります（1～2％以下）。 ② 妊娠中期 母親が妊娠14～33週で水痘に罹患すると、胎盤を通してVZVが胎児に移行・潜伏することがあります。 その場合、出生後、児は水痘を経験することなく、生後1年までに帯状疱疹に罹患することがあります（2％以下）。 ③ 出産直前直後 出産直前直後に妊婦さんが水痘に罹患した場合、児は水痘に罹患しますが、分娩前5日から分娩後2日の間に母体が水痘に罹患した場合、母体の抗体は分娩までに作ることができません。 |sdl| kir| nkm| ksd| yfe| kxs| fnr| lli| prw| rqf| sqq| oim| enr| mdv| doa| utw| rge| sne| bkv| flu| kyc| neq| ujn| nzu| jsw| htr| bkg| gxb| zza| mef| frh| gjc| tud| shb| knj| qxk| kcf| ncp| fsu| ump| fud| bcp| iuj| gdp| kft| rni| ybw| bhf| vyv| jta|