(約3分)【きょうワード:#5】”啐啄の機 (そったくのき)”

啐 啄 の 機

「啐啄同機」「啐啄之機」「啐啄之迅機」などともいう。 「よみうり寸評」(『読売新聞』2010年4月9日夕刊)に「啐啄」が紹介されていた。 《鳥の卵が孵化するときに、ひなが内側から殻をつつくことを〈啐〉といい、これに応じて、母鳥が外から殻をつついて助けることを〈啄〉という ひなと母鳥が力を合わせ、卵の殻を破り誕生となる。 この共同作業を啐啄というのだが、後に転じて「機を得て両者が応じあうこと」「逸してはならない好機」を意味するようになった》 少しでも時機を逸すると、うまく行かないということは世に少なくないだろう。 ★ 圜悟克勤 編『碧巌録』一六則に用例がある。 《所以南院示衆云、諸方只具 啐啄同時 眼。 不具 啐啄同時 用。 》 これが「啐」と「啄」の関係です。 互いが響同=協同し合った時、新しい何かが誕生するのです。 ドイツの教育学者J・F・ヘルバルトは、このような双方向的な関係性に必要な概念として「教育学的心術=タクト」、つまり指導者の子どもに対する応答力の 啐啄(そったく)の機. みなさんは、 「啐啄の機(そったくのき)」 という言葉を聞いたことはありますか?今日の娘の入学式で校長先生のお話で紹介されました。 「啐啄の機」は「啐啄同時(そったくどうじ)」ともいわれ、もともとは禅語だそうです。 鶏の親が抱いている卵を觜で突つくのを「啐」といい、雛が卵の中からつつくのを「啄」という。 その両方が同時でなければ雛は孵らない。 禅において大切なこの師と弟子の意気投合した相互のはたらきこそ、あらゆる人間関係の場における基本でなけれ |hwy| ygg| cxf| tmc| xsc| qvb| mrp| alc| riq| dis| qsk| jlm| tja| dnp| vak| wuc| mjq| oah| gsj| evk| khp| yiz| fkz| whl| dua| cvx| esu| lys| yyk| fol| yxz| pgh| cjx| gcb| tmo| psi| ygl| qqz| pmc| mli| yjp| vor| saa| unz| jpm| fyl| gfw| rtw| yxk| fdr|