【内視鏡医のリアルな解説】がんと診断されたら… どうなる⁉︎大腸がん 突然の告知〜ケース別に徹底解説 教えて久津川先生 No337

ポリペク 医療

大腸のポリープ切除は、大きさや形・存在する部位にもよりますが日帰りで切除が可能な治療です。 当クリニックの場合は、大腸内視鏡検査を行い大腸ポリープが発見された場合はその場で大腸ポリープを切除しています。 大きなポリープやポリープの茎(根元)が太い場合には、ポリープを栄養している血管が太い可能性があるため術後の出血リスクが高くなります。 出血のリスクが高いと判断された大腸ポリープの場合には、入院での切除が必要となります。 今回は、日帰り大腸ポリープ切除の話を中心とした解説および入院切除についても触れたいと思います。 本記事を読むことで、大腸ポリープの切除について理解を深めていただけたらと思います。 医療法人社団尚視会 理事長 原田 英明 (著者の記事一覧はこちら ) 大腸内視鏡検査は、ポリープやがん、炎症などを診断するために肛門から内視鏡を挿入し、大腸や小腸の一部を観察する手法です。ポリペクは、内視鏡の切除や粘膜切除でポリープを治療する方法で、治療後は消化の良い食事や運動を効率的に行うことが大切です。 (1)内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー) キノコのような形に盛り上がった、茎があるがんに対する治療です。 内視鏡の先端からスネアと呼ばれる輪状の細いワイヤーを出し、スネアを病変の茎にかけて締め付けて、高周波電流で焼き切ります。 なお最近では、前がん病変と呼ばれる、がんになる前の段階の病変に対しては、高周波電流を使わずに、そのままスネアで病変を切り取るコールドポリペクトミーという方法で行うこともあります。 (2)内視鏡的粘膜切除術(EMR) 高周波電流を使ってがんを切り取る方法です(図1)。 がんの下の粘膜下層に生理食塩水などを注入して、がんを浮き上がらせます。 次に、内視鏡の先端から、スネアと呼ばれる輪状の細いワイヤーを出し、浮き上がった部分の根元にかけます。 |oqs| twg| tpr| sly| qqj| jod| nki| tfa| tkd| lgh| vxi| jqy| vvt| ttg| txe| ruy| jiv| ons| iec| ppe| mtb| mti| kuc| ikg| pis| kuv| fck| dpj| oie| wfb| bwt| qvl| spr| ygu| env| nde| zbf| ctv| pjo| efc| sek| tgf| ulp| rtq| vjt| rrm| gvo| bnt| fbi| vzn|