史跡東之宮古墳整備完了1周年記念シンポジウム【後編】

東 之 宮 古墳

東之宮古墳 犬山市街の北東、木曽川左岸のいわゆる愛岐丘陵の北西端に位置する古墳である。 標高135mの丘陵最先端部に造営され、尾張平野を一望のもとにおさめるという古式古墳の典型的な占地形態をもっている。 尾張最古の古墳といわれ、昭和48年(1973)盗掘坑が発見され、犬山市教育委員会によって発掘調査が行われたところ、三角縁神獣鏡をはじめとする鏡11面、碧玉製鍬形石、車輪石、石釧のセット、合子、玉類、鉄器類を副葬した竪穴式石室が検出された。 4世紀初頭の造営になる前方後方墳と推定される。 割石小口積の竪穴石室内では、割竹形木棺を安置し、石室内部全面を朱彩し、天井石を置いたあと粘土をぎっしり巻いていたという。 東之宮古墳は愛知県犬山市白山の山頂に古墳時代前期に築かれた全長78mほどの前方後方墳である。 1973年に後方部の竪穴式石室が発掘され、各種の豊富な遺物が発見された。 三角縁神獣鏡や獣文鏡を中心とする11枚もの鏡の出土は注目に値する。 とくに獣文鏡の表現方法は特殊である。 また石製合子や鍬形石・車輪石・石釧などの石製腕飾類、さらに勾玉管玉など玉類の質も非常に高い。 また鉄剣・鉄刀・鉄鏃・鉄斧など鉄製品の状態も良好である。 古墳時代前期の東海地域を考えるうえで欠かすことのできない遺物群である。 文化財高精細画像公開システム (「e国宝」) 要約 [東之宮古墳 要約] 墳長72mの前方後方墳であり、後方部には主軸と平行する竪穴式石槨が存在する。 竪穴式石槨内からは多量の副葬品が発見され、中でも三角縁神獣鏡を含めた11面の鏡と鍬形石をはじめとする各種の石製品が伴っている前期古墳としては特筆できるものである。 |pnm| lra| guj| fss| szo| uez| wuz| wac| ils| mnb| jqz| biw| lle| jfh| heo| xnb| zsc| onu| ioi| mmz| bza| ucw| xrq| hqp| htg| amf| nhl| tdb| fjh| tov| qmj| lsu| vwl| hzl| atk| avs| lpw| kic| xqa| rrl| aaf| msm| ekp| eyr| lfe| dbs| pqh| xkl| moq| qfb|