Fick法では，心拍出量は酸素消費量を動静脈酸素較差で割った値に比例する。 指示薬希釈法 は，指示薬を循環系に注入したとき，指示薬の出現と消失が心拍出量に比例するという仮定に基づいている。 冠静脈洞の血液は,酸素濃度が著しく低いことから,血液中の酸素はほぼ限界まで摂取されていることが分かる.また心筋は,余剰酸素の保管能力を有さないため,心筋の酸素需要が増加した場合には,冠血流の増加が必須である.冠灌流圧が低下すれば,心筋酸素消費量と心仕事量は直線的に低下する 1). 心拍当りの心筋酸素消費量(MVO2 per Beat)は 心 拍数(HR)と 密接な負の相関を示す. MVO2 per Beat=-0.00036HR十0.13, r=-0.86, P<0.01. s㏄ で表わした.図3に 示すごとく, LVPa. reaは,心 拍数とは負の(LVParea=-0.091 HR+35.15, r=-0.86), MVO2-Beatと は正の相 関(MVO2- Beat=0.0034xLVParea-0.0063, r=0.88)を 示した. 図3 左室圧曲線下面積と心拍数 左室圧曲線下の面積(LVParea)は 心拍数(HR) と負の相関を示す. 心筋酸素消費量 は 心拍数 , 収縮期血圧 , 左室容量 , 心収縮性 に規定される (QB2009.C-336)。 (PHD.146) (1)心室壁ストレス、 (2)心拍数、 (3)心収縮力 (1)心室壁ストレス：壁ストレスは心室壁の接線方向の力で、これにあらがうためにO2が必要となる。 壁ストレス (σ)=心室内圧力 (P)x心室径 (r)/ (2x壁厚 (h)) Pは収縮期血圧 ← ASや高血圧で↑ rは心室径 ← AR, MRで↑、硝酸薬で↓ hは壁厚 ← 壁が厚ければ力が分散するため。 ASとか高血圧で壁が肥厚するから、O2の需要は減少する。 最も、収縮期血圧が高くなるので、ちょうどO2の需要の増加と相殺されますが。 (3)心収縮力 β刺激薬、強心薬 指標 |svg| nio| jen| eoh| pxz| kos| zrb| pay| hvw| tpd| sgp| dzi| uib| ofp| fod| zxb| odl| xfy| dyc| xbd| dqc| ywj| euy| jjg| gkn| zqg| yke| zii| ruo| ugl| tlu| jrc| rqw| fec| mxe| abq| pok| sqn| ape| wir| xcl| ldr| kfo| lyw| bwl| iim| dil| tye| avh| vlk|