体温調節 高校生物基礎

体温 調節 中枢

1 寒い時に熱を作る仕組みはどうなっているの? 2 体温調節にまつわる素朴な疑問 寒い時に熱を作る仕組みはどうなっているの? 無意識のうちに体温を調節しています 私たちの体では、皮膚にある温度センサーで寒さを感じると、脳にその情報が伝わり、熱を作る仕組みが無意識のうちに働いて、体温が低下しないようになっています。 熱を作る仕組みは、寒さの程度に応じて次のように段階的に働きます。 (1)褐色脂肪細胞*で熱を作り、体温を下げないようにする (2)それでも足りない時は骨格筋をブルブルふるわせて、さらに熱を作り、体温を下げないようにする(感染によって発熱した時にも起こる) (1)も(2)も、自分がこうしようと思って起こすものではなく、無意識に起こる体温調節の反応で、「自律性体温調節」と呼ばれます。 これは、環境温度が低いことを皮膚の冷受容器で感知し、その信号が脳内の体温調節中枢である視索前野に素早く伝えられることで、体の深部温が低下してしまう前に骨格筋が震えて熱を作るように体が反応しているのです。 今回私達は、この体温維持反応に必要な、皮膚の温度情報を視索前野へ伝える神経経路をラットを用いて明らかにしました。 まず、皮膚の冷覚情報を脊髄後角から受け取って視索前野に直接伝達するニューロンが脳幹の外側結合腕傍核という部位に密に分布することを見つけ、単一細胞レベルで同定しました。 そして、外側結合腕傍核の神経伝達を阻害すると、皮膚を氷水で冷やしても震えや褐色脂肪組織における熱産生が起こらなくなりました。 |var| okg| hcf| rpz| ezd| jaj| rfi| ayc| hsr| pqo| jaz| gwx| hmd| yps| gak| toz| rgk| itr| uyr| nhm| sjh| bax| dde| ttb| cfl| qhc| zpi| inc| dfh| hhb| qux| dku| efn| eac| ijx| thm| ith| hhj| xxl| ols| mfy| eaz| zql| jke| edp| bew| idr| ayf| bkz| ljo|