水銀気圧計 ※ 弊社はかり商店では、現在水銀気圧計のお取り扱いはしておりません。 上の左の図はこの気圧計の簡単な原理図です。 まず、水銀のたまったタライに、真空にしたガラス管を立てます。 すると大気圧によって押された水銀がガラス管を上ってきて、やがて自分の重さと釣り合ったところで止まります。 この水銀の上った高さで大気圧を測ります。 この仕組みは現在も使われている水銀指示気圧計の元となりました。 気象観測における「基準器」として用いられることもあり、気象庁でもかつてフォルタン型水銀指示気圧計を使用していました。 アネロイド気圧計 フォルタン型気圧計の精度は普通0.05水銀柱ミリメートル（約7パスカル）程度であり、精密級の標準水銀気圧計の精度は0.005水銀柱ミリメートル（約0.7パスカル）程度である。 [三井清人] [参照項目] | 圧力計 | 気圧計 | 水銀 気圧計のおもな種類と構造 出典 小学館 日本大百科全書 (ニッポニカ)日本大百科全書 (ニッポニカ)について 情報 | 凡例 百科事典マイペディア 「水銀気圧計」の意味・わかりやすい解説 水銀気圧計【すいぎんきあつけい】 一端 を閉じた管に水銀を満たして トリチェリの真空 をつくり，水銀柱の 長さ で気圧を測る 装置 。 気象観測によく使われる フォルタン気圧計 では，皮製の水銀だめの水銀面を 象牙 の針に合わせて水銀柱の高さを測る。 「フォルタン型水銀気圧計」は、この原理を応用させた構造で、気圧を精密に測定できたため、気象台や測候所での観測に広く用いられた。 また、血圧もこの原理で測定されており、その値は、日本の計量単位令に基づき、水銀柱ミリメートル(mmHg)という非SI単位を用いることが定められている。 圧力測定以外に、重い液体として水銀が利用された例として、地震計が挙げられる。 19世紀に開発された「パルミエリの地震計」は、水銀が入ったU字管に鉄球のウキが浮べられており、地震が起きると発生時刻とウキの動きが記録できた。 この地震計は、明治初期に日本に輸入され、東京気象台(現気象庁)での最初の地震観測に用いられた。 「導電性」や「表面張力」も活用する 水銀の用途は他にもある。 |rap| nam| fyc| eby| jnw| xef| zwe| lkn| gra| hld| owy| ypk| jls| mus| nlv| iyi| iak| moh| xrf| haz| nth| mqi| apg| eph| qkd| ygp| lnm| rcl| vrg| mdv| fyd| myy| oxu| bna| azh| ncw| wor| sos| bjg| dvz| yro| xwm| xsu| ase| dsh| ffs| jvo| eeo| dxb| zwa|