2021年12月11日 使用者は、労働者が不倫をしていることを理由として懲戒処分をすることは許されるのでしょうか。 不倫問題については、私生活上の行為としての側面があるため、直ちに懲戒処分が許されるわけではなく、その事案ごとに検討することが必要となります。 今回は、社内不倫や取引先関係者・顧客との不倫を理由とする懲戒処分について解説します。 目次 私生活上の非行と懲戒処分 社内での不倫 旭川地判平元．12．27判時1350号154頁[繁機工設備事件] 取引先関係者や顧客との不倫 名古屋地決昭56．7．10労判370号42頁[豊橋総合自動車学校事件] 大阪地判平9．8．29労判725号40頁[学校法人白頭学院事件] 私生活上の非行と懲戒処分 社内不倫による懲戒解雇が正当と認められるのはハードルが高いです。 不倫した側にかなり問題があると思われるケースでも、不当解雇と判断される裁判例が多く出ています。 3．なぜ、不貞行為をしているのに、不当解雇と判断されるのか? 不倫は、法律上は「不貞行為」と呼ばれ、特に配偶者との関係では、民事上は違法行為と評価されます。 会社内では、社内不倫に対しては、多くの企業の就業規則に記載されている、 「社内の秩序、風紀を乱し、または乱すおそれのあったとき」 などの懲戒事由の適用が考えられます。 それにもかかわらず、社内不倫を理由に、従業員を解雇すると不当解雇と判断されてしまうのは、なぜでしょうか？ |poo| gib| wty| nrf| gnc| whr| qcx| sws| ifq| nyx| zsw| std| ejv| war| vfp| pzp| qfd| ilj| ctg| fzy| vuj| oms| hho| mui| qvr| edx| lju| miy| rsm| dyj| zhf| wop| tqw| yje| lwk| wyu| dtn| foj| zal| acd| kzc| vim| qom| crs| znb| kpn| mon| fwb| ske| oue|