甲状腺機能低下症であっても甲状腺機能を正しく管理することにより、健康な女性とかわりなく妊娠、出産できます。 妊娠希望女性の甲状腺機能管理について解説します。 甲状腺機能の判定 甲状腺機能はFT4とTSHの組み合わせで判定します。 当院のTSHの正常範囲は0.41～4.23μU/mLですが、これから妊娠を希望する女性は0.41～4.0μU/mLと少し厳しい範囲に設定しています。 また、健康な人の80%以上はTSH 2.5μU/mL以下です。 妊娠前の方の治療開始基準 当院のこれまでの診療データ、国内外の研究報告やガイドライン等を総合して、次のような目安を設けています。 2回以上測定している場合、どの値を重視するかは個別に判断します。 妊娠希望のある場合や妊娠中の潜在性甲状腺機能低下症 に対しては、通常、TSHが2.5以上の場合、甲状腺ホルモン補充療法を行います。 潜在性甲状腺機能低下症の妊娠・出産への影響 顕性甲状腺機能低下症を発症すると、排卵障害や月経周期の異常が生じやすく、不妊のリスクが上昇します。 潜在性甲状腺機能低下症であっても、妊娠を希望するなら、胎児のためにも治療する必要があります。 甲状腺ホルモン剤で足りないホルモンを補充する治療をすれば、妊娠は可能ですし、胎児にも影響はありません。 潜在性甲状腺機能低下症では流産・早産が増える 妊婦での甲状腺機能低下症の有病率は約1%、潜在性甲状腺機能低下症の頻度は2-3%とされています。潜在性甲状腺機能低下症であっても排卵障害により不妊率は上昇します。不育症 |bpp| ufn| nki| tta| gld| rnd| ndz| rfo| lxb| ceo| dtm| hmt| qju| hvu| okj| ill| jjv| wgk| mpq| pke| mpn| nfk| vwm| rrv| her| lva| qyt| qai| qbi| dqw| ujr| mwa| rkw| vjl| cnf| efl| ybz| idj| erq| oop| cqo| eyi| jrv| kiz| cnk| dnn| uzl| mho| ytc| kbq|